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黒石よされの「恋」と「熱気」

 

黒石よされの踊り子

恋よされモニュメント

大勢の男女が集結

(やぐらが設置されていた頃の御幸公園)

灯籠には子供たちの夢が

男女の恋の掛け合い唄から始まった黒石よされ。

その頃の名残は、流し踊り・廻り踊りの曲の一つである「黒石よされ」の歌詞に見ることが出来ます。

「黒石よされ」の最初の一節は以下の通り。

 

  • (前唄)黒石よされ節 どこにもないよ サーアンヨ
  • (後唄)唄ってみしゃんせ 味がある ヨサレサーアンヨ

 

今聞くことのできる「黒石よされ」は女性が一人で歌い上げますが、元々は前唄を男性、後唄を女性が唄っていました。

 

このような男女の唄の掛け合いは、盆踊りが男女の出会いの場であったという歴史を背景にしています。親類縁者が里帰りをして一堂に会するお盆休み。

その時に踊られた黒石よされが、かつて一年の大きな楽しみであったことは想像に難くありません。

 

期待に胸を高鳴らせて踊りに行ったお盆の夕暮れ。

目が合って微笑みを交わし恋に落ちた夜。黒石の短い夏は、恋の炎と踊りの熱気で華やかに燃え上がっていたのでした。

 

しかし、黒石よされの恋と熱気は、決して過ぎ去った遠い昔の話ではありません。

 

平成8年(1996)頃から、黒石よされ期間中に限って「恋よされ神社」が設けられるようになりました。

この神社でお参りをすれば、恋愛成就のご利益が頂けるとされ、次第に願い叶って結婚に至ったという喜びの声も寄せられるようになりました。

 

このような評判の高まりに後押しされ、黒石市は「恋よされ神社」を改めて、「恋よされモニュメント」としての常設を決定し、平成16年(2004)にめでたく完成しました。

デザインは黒石商業高校情報デザイン科の生徒が担当しました。

 

恋よされモニュメントは、二人の男女がここを訪れると恋が叶うように願いを込めて建立されました。

二人で一緒にモニュメントのりんごに小銭を入れて、一回で中に入って鈴が鳴れば、恋愛が成就するとされています。

 

毎年、流し踊りの翌日には、ふるさと元気まつりが開催され、夜空に大輪の花火が咲きます。

踊りで出会って、打ち上げ花火。シナリオは、ばっちりです。

さあ、あなたも黒石よされの「恋」と「熱気」の中へ!